| 店の歴史 |
池波正太郎
池波正太郎の短編小説「尊徳雲がくれ」の冒頭に、「戸村屋」の名前が出てくる
尊徳雲がくれ
篤農家、二宮金次郎が、野州(栃木県)桜町の陣屋を出奔して、江戸へ向かったのは、文政12年正月のことであった。
金次郎は、江戸から真っすぐに川崎大師へ向かい、日頃信仰する弘法大師本尊の前にぬかずいてみたが、しかし、絶望と激怒に狂い出しそうな彼の心身は、容易に鎮まってはくれなかった。
お札場へ金十両の寄進を置き、金次郎は本堂を出て、鐘楼の東側にある戸村屋という茶屋へ入り、ぼんやりと茶をすすった。
尊徳雲がくれ (講談倶楽部 昭和35年11月)
「尊徳雲がくれ」の茶屋のモデルになった店。戦後まもなくの様子。
小説の中にあるように、川崎大師境内鐘楼の、向かい側の、今の五重塔がある辺りにあった。
写真は、父の誠。
川崎大師へは、祖父子之助が、戦前に横浜本牧から移り住み、境内で参拝客に簡単なものを出してもてなしたのが始まり
昭和34年。不動門前の現在の場所に立てた店。
写真は、母金子と祖母はな
現在の店舗と、三代目欣示です。
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