東芝堀川町跡地再開発事業

地域発展に向け ‘LAZONA‘始動

来秋には、大型商業施設が完成


「タウンニュース」川崎区版 平成17年2月25日号

JR川崎駅西口前の東芝堀川町工場跡地の再開発事業で、商業・住宅・業務からなる複合施設を推進してきた東芝、東芝不動産、三井不動産は2月2日、商業・住宅ゾーンの起工式を行い、その概要を発表した。再開発は「LAZONA(ラゾーナ)川崎」プロジェクトと名づけられ、来秋には年間2000万人の来場者を見込んだ商業ゾーンが完成する予定だ。
新たに誕生する地区の名称は、スペイン語の「LAZO(緑・繋がり)」と「ZONA (地域)」をあわせた「LAZONA川崎」。同プロジェクトは、敷地面積約11万平方mの土地に、約7万2千平方mの商業ゾーン、約1万7千平方mの住宅ゾーン、約1万平方mの業務ゾーンの3エリアから構成される複合施設となる。完成は商業ゾーンが来秋、住宅ゾーンが2007年の春を予定している。
発表によると、商業ゾーン(地上6階、地下1階建て)は店舗面積7万6千平方mで、約300店舗が入る。入居店舗は現在、食品スーパーの(株)三和、家電量販店のビックカメラ、都市型ホームセンターのユニディ、シネマコンプレックスの(株)東急レクリエーション、コナミスポーツクラブが決定している。そのほかにも幅広い年齢層に対応したアパレルや雑貨の専門店、レストランカフェなどが入居する予定だ。
住宅ゾーンは、34階建ての超高層と14階〜16階建ての中層棟からなる総戸数667戸の都市型住宅。周辺には、公園や緑を整備していくという。同プロジェクトの総事業費は450億円。また川崎市も77億円をかけ、周辺道路の拡幅や駅前広場の整備に取り組んでいくことを発表した。
会見で阿部市長は「昨年完成したミューザ川崎と連携を図ることで、新しい川崎の魅力を感じて欲しい。市全体の活性化につながるはず」と話していた。

地元から「期待」の声

同日行われた起工祝賀披露会には、地元幸区から地区町内会や商店街関係者などが多数出席。待ち望んだ再開発着工に、喜びと期待の声が上がっていた。
幸区町内会連合会・小島晴男会長は「一区民として喜ばしい限り。ミューザとともに川崎市を盛り上げて欲しい」と話した。LAZONA川崎のある南河原地区町内会連合会・幸田晋一会長は「地域の関心は高い。今後は地域に密着した事業を推進して欲しい」と期待感を膨らませていた。
また、地元近隣商店街の川崎駅西口大通り会・金澤義春会長は「市内外から人が集まることを期待している。地域に人の流れが出来るように共同で考えていきたい」と語り、南河原銀座協同組合・吉田幸次理事長は「街が発展し人が集まるのは良いこと。商店街としては、それを周辺に広げていくことを考えていき、街全体を盛り上げていきたい」とそれぞれが再開発に熱い視線を送っていた